古橋亨梧の2026年。その年俸は「期待の裏返し」か、それとも?
2026年2月。古橋亨梧はイングランドの地、バーミンガム・シティで「再起」の時を過ごしています。推定年俸は約35,000ポンド(週給)、年換算で約3〜5億円。これはチーム最高給クラスではありますが、欧州全体で見れば「中堅ストライカー」の枠に収まる数字です。
「最近、代表戦で見ていないな」「フランス(レンヌ)では苦戦したようだけど……」。そんな声も聞こえてきます。しかし、断言します。古橋の真の価値は、この数字では測りきれません。むしろ、今こそが彼のキャリアで最も「濃密な進化」を遂げている時期なのです。
古橋亨梧の2026年最新年俸と市場価値のデータ
2025年夏、セルティック、レンヌを経てバーミンガムへと加入した古橋。当時の移籍金は約1,000万ポンド(約20億円)と報じられました。
- 所属: バーミンガム・シティ(英2部)
- 推定年俸: 約3.5億円〜5億円(週給3.5万〜4万ポンド)
- 主な実績: スコットランドリーグ得点王・MVP、CLでの3得点
数字だけを見れば、31歳を迎えたストライカーに対する「妥当な評価」に見えるかもしれません。しかし、ここに「市場の歪み」が隠されています。



年俸3〜5億円は安すぎる?僕が「過小評価」だと断言する3つの根拠
多くのサイトが「得点が減ったから価値が落ちた」と論じる中、僕は「今の市場価値は本来もっと高い、5〜7億円でも不思議じゃない」と考えています。その根拠は以下の3点です。
① ゴール以外の「戦術的貢献」が過小評価されている
欧州メディアはストライカーを“得点数”で切り捨てがちですが、古橋の本質は「前線からの守備」と「プレスのスイッチ役」にあります。
彼が猛然とダッシュすることでチーム全体のラインが上がり、中盤が活性化する。この「目に見えない底上げ」は、プレミア昇格を狙うチームにとって年俸以上の価値があります。
② 「スコットランド・ディスカウント」の罠
セルティックでの2年連続20ゴール超え、そしてビッグマッチでの決定力。これほどの結果を残した選手が、なぜ年俸5億円以下なのか? それは、スコットランドリーグのレベルが低く見積もられる「リーグ格差」による偏見です。実績だけを純粋に評価すれば、彼の適正価格はもっと上にあるはずです。
③ 日本代表の序列が“ブランド価値”を下げている
現在の日本代表では、上田綺世選手や小川航基選手の後塵を拝する形となっています。この「代表での出番の少なさ」が、欧州クラブのスカウト陣に対して「ブランド的な弱気」を生ませている。しかし、一度代表で爆発すれば、一気に1.5倍以上の評価に跳ね上がるポテンシャルを彼はまだ持っています。
魂が揺さぶられた瞬間:2022年オールドファームで見せた「究極の古橋」
なぜ、私がここまで彼を信じるのか。それは、2022年のセルティック vs レンジャーズ、あの伝説の“オールドファーム”を目撃したからです。
前半終了間際。一瞬のスプリントでDFの背後に消えたかと思えば、次の瞬間には角度のない場所から、まるで吸い込まれるようにゴールネットを揺らしたあの光景。スタジアムの熱狂、アンジェ監督の確信に満ちた表情、チームメイトの抱擁。
あの時、確信しました。「この選手は、点を取るために生まれてきた人間だ」と。あのレベルの動きができる選手が、たかだか3〜5億円の評価で終わるはずがありません。
2026年W杯への道:代表復帰のために必要な「役割の再定義」
2026年大会に向けて、古橋には今「役割の再定義」が求められています。単なる“裏抜けスペシャリスト”から、「万能型FW」への進化です。
- ポストプレーの質向上: バーミンガムでの激しい当たりを糧に、収める、落とす動きを磨く。
- サイドとの連携: 久保建英選手や三笘薫選手という強力なウイングを「生かし、生かされる」関係性の構築。
- 可変9番としての立ち回り: 時に中盤に降りてビルドアップを助け、時に2トップの一角としてセカンドストライカー的に振る舞う。
特に、フィジカルの強い上田選手と組む「4-4-2」での古橋は、相手守備陣にとって悪夢以外の何物でもないはずです。
まとめ:古橋亨梧のピークはこれから。2026年に私たちが目撃するもの
「31歳、年俸3〜5億円」。これをベテランの衰退と捉えるか、逆襲の前の準備期間と捉えるか。
僕は後者だと信じています。古橋亨梧という選手は、いつだって逆境から這い上がってきました。2026年、私たちがアメリカの地で目撃するのは、さらに賢く、さらに献身的に、そして誰よりも冷酷にゴールを陥れる「完成形・古橋」ではないでしょうか。
次に彼の試合をチェックする時は、ゴール数だけでなく、彼が「いつ、どこでプレスのスイッチを入れたか」に注目してみてください。そこには、年俸という数字では語れない、真のプロフェッショナルの姿があるはずです。


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