きっかけは、川辺で見つけた1本のミニトマト
私の家庭菜園、実はちょっと変わった始まり方をしています。
きっかけは、近くの川辺で見つけたミニトマトの発芽。おそらくバーベキューの残りが落ちて、そこから芽を出したものだと思います。それを「面白そう」と思って持ち帰ったのが、すべての始まりでした。
まずは固くなった庭の土を耕すところからスタートしましたが、出てくる出てくる、小石の山!間隔もよくわからないまま「植えられるだけ植えろ!」精神で植えていたら、しばらくしたら庭はあっという間にわんさか状態に。
最初はちゃんと収穫できていたんです。でもしばらくすると、わんさか育っていたのは野菜じゃなくて雑草でした(笑)。
ここでようやく「あ、これは土づくりが必要なやつだ」と気づいた、というのが正直なスタートです。もちろん、ある程度勉強が必要だ!と感じて、栽培に関して調べ始めました。
肥料だけで挑んだ1年目、まさかの大失敗
野菜が育たない理由がわからなかった当時の私は、こう考えていました。
- 育たない → じゃあ肥料をあげよう
- 実がならない → もっと肥料をあげよう
- とにかく困ったら肥料
シンプルですが、これが大きな落とし穴でした。
川から連れ帰ったミニトマト、最初は実がついたんです。「よし、いけるぞ!」と思ったのも束の間、その後はぱったり実がつかなくなりました。庭は雑草は育つしトマトはわんさか茂るし、もともとあった大葉は、もはや木の状態。なんとも切ない感じに・・・。
調べてみると、原因はやっぱり土でした。肥料をどれだけあげても、土台がガタガタでは意味がなかったんですね。
- 植える間隔、意外と大事。もったいないからとたくさん植えない。
- 水を欲しがる野菜の近くに植えると競合することも
- でも一番の原因は、たいてい「土」そのもの
苦土石灰も入れていなかったので、土の性質もかなり偏っていたはず。ミニトマトの生命力は強いので育つには育つのですが、「実をつける」には、やっぱり土台がしっかりしていないと厳しいのだと痛感しました。
庭にあったコンポスター、まさかの大活躍
私の親の代から住んでいる家だったからか、庭には昔からコンポスターがありました。存在は知っていたものの、正直ずっと放置状態…。
これは使うしかない!と一念発起し、毎日出る生ごみをせっせと投入する生活がスタートしました。
やってみて分かったのですが、季節によって表情がガラッと変わります。
| 季節 | 特徴 |
|---|---|
| 冬 | 気温が上がりにくく、分解がゆっくり |
| 夏 | 分解は早いけど、油断するとすぐ匂う! |
肉の生ごみだけは絶対に入れちゃダメです。一度やらかしたのですが、まるでドブのような匂いに…!生ごみを入れ続けると水分量も多くなりがちで、これも匂いの原因になります。目安は「握って土団子が作れるくらい」の水分量。土を適度に足しながら、夏場は2日に1度は混ぜるようにしています。
- 燃えるゴミが劇的に減る。1回のごみ捨てがスーパーの袋ひとつで十分
- キッチンでよくある、生ごみ特有の嫌な匂いに悩まされなくなる
- 夏に仕込んだ堆肥は、秋のにんにく・玉ねぎ植えにちょうどいいタイミングで完成
一石二鳥どころか三鳥くらいの働き者、それが我が家のコンポスターです。良い土ができるわ、燃えるゴミは減るわで、多少手間がかかりますが、本当に大活躍です。
牛糞・鶏糞・苦土石灰を混ぜたら、世界が変わった
苦土石灰は比較的早くから使っていましたが、牛糞・鶏糞を使い始めたのは、知り合いから「余ったからあげるよ」ともらったのがきっかけでした。
これがもう、劇的でした。
土に混ぜ込むと、栄養面はもちろん、土そのものがふかふかに変わっていくのが手で触ってもわかるくらいです。中でも一番びっくりしたのがなす!以前とは比べ物にならないくらい、見事ななすがザクザク収穫できるようになりました。
今の土づくりルーティン(時系列でまとめてみた)
現在はシンプルに、これだけです。
- 種まき・植え付けの2週間前を目安にスタート
- 苦土石灰を入れる
- 牛糞・鶏糞を混ぜ込む
- ついでに肥料もあげる
以前は「肥料だけ」に頼っていましたが、今はこの4ステップをセットで行うだけ。土台からしっかり整えてから植える習慣がついてから、失敗する回数がぐっと減りました。
まとめ:これから始める人へ
各家庭によって、庭の土の状態は全然違うと思います。うちの場合は粘土質で、耕さないと固いし、水を含むとベタベタの粘土に早変わり。水はけも相当悪いタイプでした。
- もともと畑だった土地でない限り、土壌改良はほぼ必須と思ってOK
- 牛糞・鶏糞・馬糞のどれか(できれば複数)を投入
- 分量は迷ったらパッケージの目安通りでまず問題なし
肥料だけで突っ走って失敗した経験者として言えるのは、とにかく先に土づくり、これに尽きます。これから家庭菜園を始める方は、まず足元(土台)から見直してみてください。きっと収穫の景色が変わってくるはずです。
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